本日2月22日はかわらや。さんの40回目の誕生日です

生きていれば、今日2/22(日)がかわらや。さんの40回目の誕生日でした。

かわらや。さんとは、かつて別府で共に修行をしていて、夢を語れ奈良の店主となった、先月に白血病で急逝した僕の仲間のニックネームです。
実家が瓦店を営んでいたから、かわらやです。

昨年12月に店を臨休をして、大分県別府市に行ったのは、余命が年内までと宣告されていた彼を励ますためでした。

なんせ余命がいくばくかの人と会うのは始めてのことであり、点滴を打ってるという話も聞いていたので、その待ち合わせの場所に二足歩行で現れた時に、僕の予想より100倍くらい良い状態であったから、「前例がないなら、前例になれば良い」と全身全霊で願ったのに、それから約1ヶ月で彼は旅立ちました。

圧倒的に修行生に若者が多い中で、僕とは割と年齢が近かったかわらや。さんとは、多くの言葉を重ねてきて、時にはぶつかりあうこともあったのですが、今でもまだ実感が湧かない部分があるんですよね。

しかしながらかわらや。さんが僕たちに遺してくれたものがまだあって、それは今は道の途中で限定で提供している、カルボ汁なしと、常設で人気のある塩汁なしとバリーポン酢のレシピは彼に教わったものなんですよ。

だから正直、今はその3種類のメニューをお客さんが頼んでくれることが、僕の喜びになってます。
ホコリのついた言葉で言えば「まだ彼は生きている」と、商品を作ってる僕は密かに思ってたりもします。

けれども残酷な事実を受け入れなければいけないのも人生であるので、かわらや。さんが生きたかった今日や明日を僕たちが代わりに生きていくと、残された仲間たちで約束をしました。

あらためてお悔やみを申し上げるとともに、迎えられなかった誕生日にこうした長文を記させて頂きました。
今まで本当にありがとうございました。

2026年2月22日 中島保

画像:2020年冬、夢を語れ別府にて
向かって左から、かわらや。さん、りょうま、くにちゃん、けんじさん、ヒサ、津世志さん、僕