母の失踪騒ぎについて

極めて私事になるのですが、昨日の深夜に僕の姉から連絡があり、朝に家を出た母が深夜になっても戻らず、なんせ携帯電話も持っておらず、82歳の高齢であることから、念の為、警察に届け出をして、母の無事の帰宅を待つという状況になってました。

「きっと連絡を忘れてるだけ」
「絶対、大丈夫」

そう信じながら、姉からの連絡を待ち、23時、24時、25時と時計の針が進むたびに、最悪の事態すら想定したんですよ。
もちろん今日も臨休にして母を捜索しに行く予定でした。

でも寂しいことに僕にはその状況を話せる人がいませんでした。
そうです、恋人も奥さんもなんでも話せる友人も僕にはいないんですよね。

理由はそんな話をされても反応に困るだろうし、もしXなどでつぶやいても皆さんに無用な心配を与える可能性があったので、友人にLINEで文章を打っては消すという作業を繰り返した午前3時に姉から連絡があり、母が小平警察署さんで保護をされてるとのことで、ひとまず胸を撫で下ろしたのです。

その捜索願まで出され、東大和警察署さんと小平警察署さんで深夜の捜索活動が行われた事の顛末は、母が散歩中に迷子になって、深夜になってしまったとのこと。

無事だったのが一番ではありますが、多くの方を巻き込んで、ご迷惑をおかけしたことをお詫びするとともに、あらためてお礼を言わせてもらいたいです。ありがとうございました。

今後は2人いる姉たちと相談し再発防止策を練ると共に、この度は最悪の事態にならなかったものの、命あるものなら必ず来てしまう終わりに目を向け、今日からまた笑顔で全力でラーメンを作っていきますので、よろしくお願いします。

道の途中
中島保